〈番外編〉ホイールロック式銃
ホイールロック式銃はゼンマイを巻き上げ解除され戻る際に発生する火花により火薬に点火し発射するマッチロック形式(火縄式)の次に誕生した発射方式である。
このようにゼンマイを巻き上げ発射準備が完了し発射する、単発方式で発射する際はいちいちゼンマイを巻き上げなければならず、点火のために巻き戻る時間が若干かかるため照準の先の目標が移動している時に外すことがあった。
上記欠点や製造に若干の手間がかかるため値段が高価になったこともありホイールロック式銃はあまり浸透せず、成功したとはいえない銃となった。
そして時代が流れると火打ち石で火薬に点火し発射するフリントロック式の発射方式が考案されたためホイールロックは廃れていくのであった。
今回は雑記無し。