Madsen M47
マドセンM47は1947年にデンマークで製造された歩兵への配備を前提に設計された最後の一般歩兵用ボルトアクションライフルである。主に経済的な問題で半自動小銃が採用、配備できない国へ売り込まれた。
使用弾薬は.30-06弾で装弾数は5発だった。その他にバリエーションとして.308Win(7.62x51NATO)弾仕様のモデルも存在し、そちらは装弾数5~10発だったようだ。
1954年にコロンビアと製造契約が結ばれ6000挺が製造されたが、製造契約はそれだけであった。マドセンM47が製造されるころには半自動小銃が一般的になっており、経費の問題で小銃の自動化ができなくとも他国がWW2で余剰に生産したボルトアクションライフルを安価で販売していたためM47を選ぶ理由が無かったためである。
その後1960年代まで米国に輸出されるまで余剰金として保管されていた。
以下スペックを綴る
Madsen M47
(マドセンM47)
生産国:デンマーク コロンビア
製造年:1947~1958年
作動方式:ボルトアクション方式
冷却機構:空冷式
使用弾薬:.30-06 .308win 7.62x51NATO
発射レート:不明
全長:1100mm
銃身長:不明
重量:3.85kg
配備された国:なし