north note.

歴史に埋もれた兵器を発掘 更新は1ヶ月に一度を予定してますが扱うものがものなので不定期になることアリ ※ネタがある場合はメールにて教えてくれると幸いです。ostfront1915@gmail.comまでご連絡下さい。

ルカヴィシニコフ試作短機関銃

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 ロシアの銃器設計者ニコライ・ルカヴィシニコフは1940年代に革新的な短機関銃を試作した、作動方式こそシンプルブローバック方式で何の変哲もないがこの銃は今日UZIの機構の一つとして知られているテレスコピックボルトを世界で初めて搭載した短機関銃なのだ、これによってレシーバー部分の大幅な小型化と軽量化に成功し、コンパクトで持ち運びやすいデザインとなった。

 1942年に軍部によりテストを受けたが独ソ戦の真っ最中だったためか生産性が悪いということで採用されず、試作の域を出ることはなかった。現在はサンクトペテルブルクにある砲兵博物館の保管庫でひっそりと余生を過ごしているようだ。