Prototype Winchester .50 Cal Antitank Rifle
第一次世界大戦で新兵器の戦車が登場すると各国はその強固な装甲に対し有効打を与えるべく様々な兵器を制作した、その一つがアメリカで試作されたウィンチェスター50口径試作対戦車ライフルである。
ドイツから鹵獲したタンクゲヴェールM1918を参考にし制作されたこのライフルはグリップ部分とボルト部分が一緒という風変わりな仕様となっており、グリップ兼ボルトハンドルにはM1911のグリップが使われた。また、銃本体側面にはスコープマウント用のハードポイントが付いていた。
しかしこのライフルは試験中に設計上の重大な欠点が発見されたため試作の域を出ず、現在はごく少数しか存在が確認されていない。
以下スペックを綴る
Prototype Winchester .50 Cal Antitank Rifle
(ウィンチェスター50口径試作対戦車ライフル)
生産国:アメリカ
製造年:1918年
作動方式:ボルトアクション方式
冷却機構:空冷式
使用弾薬:.50cal
発射レート:不明
全長:不明
銃身長:不明
重量:不明
配備された国:なし