Bernardon-Martin
1907年に世に送り出されたされたバーナード・マーティンはフランスで初めて商業目的で量産された半自動拳銃である。
主な競合モデルはブラウニングM1899/1900でそれらの銃同様の.32ACPを使用しており、違いとすれば初期のモデルは7発の固定マガジンを備えていたことである。
その後の改良で着脱可能なボックスマガジンになり1909年には大幅なモデルチェンジがなされ、スライドにセレーションが追加されトリガーガード前方にテイクダウンレバーが追加された。これによりメンテナンスが容易になったとされる。
しかし同時期に登場した他の半自動拳銃との違いがあまりなく市場では埋もれた存在になったことにより商業的に失敗し、製造会社も1912年に解散されてしまったようだ。
Bernardon-Martin M1907
Bernardon-Martin M1909 テイクダウンレバーが追加されている