1896 Werder pistol
1896年にヨハン・ルードヴィヒ・ヴェルダーにより制作された後装式ライフルは優れた設計によりネジ一本外すと容易に分解できるほど高度なモジュール化がなされておりメンテナンス性に優れていた。
その設計を流用し作られたのがヴェルダーピストルである。フォーリングブロックアクションが使用され弾薬は11x35mm弾か11x50mm弾が使われた。
設計は優れていたが11x50mm弾を使うと強度不足によりすぐに壊れてしまう問題があり、それが理由で普仏戦争では使用されなかった。