2019-01-01から1年間の記事一覧
初期の機関銃として大成功を収めたマキシム機関銃であったが重機関銃というだけあって重量が重くどうしてても機動力に欠けてしまっていた。 そんな折1895年にコルトブラウニングM1895が重量約16kg(三脚を除く)と破格の軽量で登場をしたのを受け、マキシム…
1907年に世に送り出されたされたバーナード・マーティンはフランスで初めて商業目的で量産された半自動拳銃である。 主な競合モデルはブラウニングM1899/1900でそれらの銃同様の.32ACPを使用しており、違いとすれば初期のモデルは7発の固定マガジンを備えて…
アメリカの軍用銃器メーカーハリントン&リチャードソン社は自社で製造していたM14をベースに様々な試作銃を製造していた、その一つがM14ゲリラガンである。 固定式の銃床が取り外されAKS-47のような金属製折り畳み式銃床が装着された他、全体的に一回り小型…
1945年マニラにて珍妙な銃が確認されている、製造年や設計者は不明だがモデル45Aと名付けられたこの銃は弾薬や弾倉を従来の銃と統合し様々な任務に対応できる歩兵用のライフルをコンセプトとし試作されたようである。 弾倉や弾薬はBARと同じものを使用し近代…
第二次世界大戦中ルーマニアは枢軸国として参戦し主にドイツとチェコの武器を使用していた。そんな中1941年に自国で短機関銃を設計、生産することが決定しチェコから技術顧問としてレオポルド・ヤセックを招き入れ自国からはニコラ・ステルバと陸軍大尉のマ…
この度は当ブログをご閲覧いただきありがとうございます。 題材探しに時間がかかっておりブログが更新できない状態が続いております。 決してブログ主が逃げたとかそういうことではないので気長にお待ちいただければとおもいます。 個人の事情で大変申し訳あ…
ロシアの銃器設計者ニコライ・ルカヴィシニコフは1940年代に革新的な短機関銃を試作した、作動方式こそシンプルブローバック方式で何の変哲もないがこの銃は今日UZIの機構の一つとして知られているテレスコピックボルトを世界で初めて搭載した短機関銃なのだ…
1880年にマウザーM71/84の一通りの作業を終えたマウザー兄弟は設計チームとともに無煙火薬を使用する新型ライフルの設計に着手した。兄のウィルヘルム・マウザーが製作途中に亡くなってしまったため目標であった1882年までに作業を終えることができず、ドイ…