M2 Hyde
M2ハイドは1935年にアメリカの銃器設計者ジョージ・ハイドが設計したサブマシンガンである。
1935年に特許取得のためデザインを提出し1942年4月にプロトタイプが引き渡されアバディーン試験場でテストされた。
結果、M1トンプソンよりも耐久性に優れておりフルオート時の命中精度も他のサブマシンガンよりも優れていた。
その後1942年4月に改良されたモデルのハイド-インランドM2がトンプソンの代用として採用されインランドにより最初のモデルが生産された。
しかしM1カービンの生産集中で余裕がなくなった為マーリンファイアアームズにより1943年5月に164450挺の委託生産の契約が交わされた。
だがM3グリースガンの採用により交わされた契約が同年に取り消されてしまい、大規模な量産はされることがなかった。
使用弾薬は.45ACPで装弾数は20~30発とされ、トンプソンのマガジンが流用された。
発射レートは560rpmである。